企業×学生連携ヒューマンライブラリ開催に関して~コンクルージョン~

文責・元村里恵(株式会社アイエスエフネット 最高ダイバーイン雇用責任者)、國吉陽介(株式会社アイエスエフネット ダイバーイン雇用委員会 委員長)

1.はじめに
2023年10月24・26日、LGBTQIAやHSPなどの属性を持つアイエスエフネット社員に対し、名古屋学院大学現代社会学部の榎澤ゼミ3・4年生(32名)がヒューマンライブラリ(※)形式のオンライン・インタビューを行いました。

ヒューマンライブラリに関する記事は、インタビューを終えた学生たちの声を中心に全6回にわたって掲載してきました。今回は総括として、ダイバーイン雇用委員会委員長とCDIO(最高ダイバーイン雇用責任者)からのメッセージを掲載いたします。

(※)ヒューマンライブラリ:『人を本に見立てて読者に貸し出す図書館』という意味で、社会の中でマイノリティとされる方々を「生きた本」としてお話に耳を傾け、相互理解を深める取り組みです。

2.ダイバーイン雇用委員会委員長からのメッセージ
この度の「企業×学生連携ヒューマンライブラリ」の開催にあたり、携わられた皆さまへ心より感謝申し上げます。

本プロジェクトは、アイエスエフネットが創業以来掲げてまいりました「ダイバーイン雇用(※)」の理念のもと、多様なバックグラウンドを持つ社員が直面する課題や、それを乗り越えてきたストーリーを共有し、より互いに理解しあえる社会の実現を目指して開催されました。
名古屋学院大学 榎澤准教授やon the Ground Project代表 市川さまをはじめ、多くのご協力を賜り、シニア社員からLGBTQIA、HSP、DV被害経験者、フリーター経験者まで、幅広いテーマにわたるインタビューを実施することができました。

性的指向をテーマにしたインタビューでは、私自身が当事者として登壇し、大きな反響をいただきました。
当事者のリアルな声を通じて、働く場所における多様性と包括性の重要性について、深く考え、理解を深めるきっかけとなれば幸いです。

このヒューマンライブラリを通して、私たち一人ひとりが、相手の立場に立ち、理解を深めることの大切さを再認識する機会となりました。
そしてこれが、社会全体での多様性と包括性の推進に向けた一歩となることを強く信じています。

皆さまのご協力に心より感謝申し上げるとともに、今後もアイエスエフネットのDEI推進の取り組みにご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
改めて、本イベントの成功に寄与していただいたすべての方々に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

國吉 陽介

(※)ダイバーイン:「ダイバーシティ」と「インクルージョン」を掛け合わせた当社の造語で、ダイバーイン雇用とは、さまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境を創造し提供する取り組みです。

3.CDIOからのメッセージ
この度、名古屋学院大学 榎澤准教授ならびにon the Ground Project代表 市川さまのご協力のもと「ヒューマンライブラリ」を実施できましたことを心から感謝申し上げます。
また、名古屋学院大学の榎澤ゼミの学生の皆さまにも重ねて御礼申し上げます。

アイエスエフネットの登壇者の皆さま、運営チームの皆さまもプロジェクトの準備や部内調整などご尽力いただいたお陰で素晴らしい取り組みができましたこと、嬉しく存じます。
本当にありがとうございます。

アイエスエフネットグループでは、「ダイバーイン雇用」を大切な理念として捉え、1人ひとりの強みや弱みを理解し、さまざまな事情で就労が難しい方が安心して働ける環境づくりを目指しています。
性別、年齢、国籍、LGBTQIAや障がいの有無に関わらず、やりがいを持って取り組める仕事の創造と自立支援を通じて、社会の課題解決と社員全員が活躍できる環境づくりに尽力しています。

そして、名古屋学院大学 榎澤ゼミの学生の皆さまが相手を尊重する姿勢で、丁寧に当社の社員にインタビューいただいたことに感銘いたしました。
今後日本におけるDEI推進が自分ごとになり、素晴らしい未来を想像できる貴重な経験をさせていただきまして、誠にありがとうございました。

「相手目線」や「自分ごと」になることで誰もが活躍できる未来を創造できると信じております。

元村 里恵

4.おわりに
ヒューマンライブラリのプロジェクトを通じ、大学と企業の協同での取り組みをおこなうことができました。
名古屋学院大学 榎澤さまと、当社顧問も務めていただいております市川さまには、プロジェクト全般にわたり、多大なご協力をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。

名古屋学院大学の学生の皆さまにおかれましては、事前の準備、当日の進行、記事の作成等の中で多くのことを学ばれたのではないでしょうか。これからの社会人生活の中で、ぜひ今回の経験を活かしていってください。

ご登壇いただいた6名の社員の皆さま、ご協力いただきありがとうございました。

今回のヒューマンライブラリのプロジェクトにつきましては、本記事をもちまして連載終了とさせていただきます。記事をお読みいただいた皆さま、ありがとうございました。

本プロジェクトが今後の『教育×企業連携』のさらなる推進の一助となる事を切に願います。

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※この記事は、公開時点の情報をもとに作成しています。