韓国の専門大学の学生さんが現地研修にいらっしゃいました!

日本では、近年、少子高齢化が社会問題となり、外国籍人材の活躍が期待されている中、アイエスエフネットは創業当時からグローバル人財の採用と育成に取り組んできました。そして、現在では、200人以上の外国籍の社員が活躍しています。

もちろんこれからも、優秀な外国籍エンジニアの採用は私たちの事業の成長には欠かせませんが、人手不足と言われる今、このような方の採用は、これまでのノウハウや経験だけでは容易にできることではありません。

アイエスエフネットは2017年から、ソウルにあるISFnet Koreaと一緒に、韓国の永進(ヨンジン)専門大学と協定を結び、在学時からアイエスエフネットの事業のことやネットワークやサーバーに関する知識などを学ぶことができる、アイエスエフネットオーダーメイドクラスをスタート

コンピューター情報系列を勉強する23名の皆さんがアイエスエフネットへの入社を目標に、CCNAの資格を既に取得しエンジニアとしてのスキルだけでなく、日本語の習得に向けて頑張っています。

本での現地学習のために来日!

永進専門大学のオーダーメイドクラスのカリキュラムの中で、大きなイベントの一つが、来日しての日本語学習。アイエスエフネットでも、学生の皆さんの来日が貴重な経験になるように、特別なカリキュラムを用意してお待ちしておりました。

今回参加したメンバーは日本訪問が初めてという方や、旅行も含め海外へ行くのが初めてという方もいらっしゃいましたが、不安よりも「期待」に満ち溢れていました。

研修の大きな目的は、日本語の習得以外にも、アイエスエフネットについてより知ってもらうことですので、初日は皆さんに本社まで来ていただき、社長、役員、先輩社員などたくさんの社員と交流しました。

▲一人ひとり自己紹介をする皆さん

2週間みっちり日本語を学習

滞在中は、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで、2週間みっちりと日本語の勉強。講師以外にも、先輩社員が1日数名一緒に参加し、会話の練習なども行いました。

▲名刺交換や電話対応の練習など、日本人でも難しく感じてしまうビジネスマナーもしっかり勉強していました。

休みの日は、街中で日本人にインタビューをするという課題があり、おすすめのお店や食べ物、観光地を教えてもらったり、韓国の印象を聞いてみたりしたそうです。
インタビューに協力してくださった方に、韓国のお菓子をプレゼントするなど、日本でしかできない日本人との交流がたくさんあったようです。

研修最終日には本社にて、日本で驚いたことなどを発表していただいたのですが、初日の自己紹介よりも堂々とした様子で楽しそうにお話しをしてくださいました。

▲グループでの発表に備えて準備中

しかし、研修は楽しいだけでは終われません・・・。最後に、社長の渡邉との面談もありました。実際に日本で働けるのか?今、課題があるとすれば、どのような勉強をすれば良いのか?各自にお話しがあったようです。今回の日本での研修で、これから重点的に勉強すべき点を明確にして、帰国してからもぜひ頑張っていただきたいです。

個人差はあれど、日本語を勉強し始めたのは1年半程前という方がほとんどですが、講義はもちろん、発表も日本語で行い、日常会話には困らない日本語能力で驚きました。初日に役員より、「日本で働くにはもっと、日本人の何倍も、何十倍も頑張ってください。」と、メッセージを送られて、毎日勉強に励んでいた姿を見て、日本人の私も頑張らないといけないなと、身が引き締まる思いでした。また皆さんには「学ぶこと」の楽しさを思い出させていただきました

▲初日は緊張した表情でしたが、最終日はみなさんリラックスした表情に

私たちも、「日本で働きたい」と思って来日してくださる皆さんがガッカリしないように、一生懸命仕事に向き合わないといけませんね。

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