夏休みが大幅短縮!賛成?反対?
こんにちは、広報担当の上沖です。
各地で猛暑日が記録され、暑い日が続いていますが、お変わりありませんか?
ご家庭によっては、お子さまが夏休みに入り、旅行やイベントなど計画されているのはないでしょうか。
共働き世帯にとっての夏休み
“夏休み”と聞くと、子どものころは、あんなにワクワクしていたのに、3人の子どもを持つワーママとなった今では、学童へ通う子どものお弁当作りや長期休みをどうやって乗り切るか、毎日 頭を悩ませ、素直に喜べないのが実情・・・
そんな中、、2017年6月に「静岡県吉田町で小中学校の夏休みを最短10日間に短縮する」というニュースが報道されました。
この取り組みは、教員の長時間労働時間の問題があり、年間の授業日数を増やして、教員の一日あたり労働時間や残業時間を減らすということを狙いとするものですが、夏休みが減る!?と少し心が躍ってしまいました。
アイエスエフネットは、社員の平均年齢が33.4歳(2017年3月時点)と子育て世代も多く、この「夏休み短縮」について、どのような意見をお持ちか、また、夏休みの計画についてのアンケートを実施しました。
夏休みが大幅短縮!賛成?反対?
▲期 間:2017年7月7日~7月17日実施
対 象:株式会社アイエスエフネット 回答人数:151名
■賛成を選んだ理由
- 教員の長時間労働問題の解消につながるのであれば、実施してもよいと考える。
- 共働き世帯が増えているし、空調設備も充実している学校が増えているので、時代に合わせて、夏休みのあり方も考えるべきだと思う。
- 共働きのため、長い夏休みを家庭で過ごす事にメリットを感じない。
- 吉田町が導入した理由(教員の長時間労働)ももちろん賛成する大きな理由ですが、それ以外にも長期休暇の後、学校にいけなくなったりリズムを崩したりする子供がいるから。また、子供の夏休み中の預け先を確保するのも困難なため。
■反対を選んだ理由
- 夏休みも大事な人生経験の一つだと思います。
- 長期休暇を取ることで与えられた時間をどのように使うのか計画を立てることが学びにつながるから。また、多くの人生経験を積む機会にもなると思う。
- 教員の長時間労働と夏休みは切り離して対策をとることが良いと考えているから。
- 大人の負担を軽減するために、子供の楽しみを奪うのはどうかと思います。もっと別の方法で教員の方の負担を軽減出来れば良いのですが・・・
■どちらともいえないを選んだ理由
- メリットもあればデメリットもあり、一長一短といった感じを受ける。
- 働きやすくなりそうだなと思う反面、自分が子供の頃は長期休暇でいろいろな体験ができて、楽しかったため。
- 先生たちも無敵では無いため、休みは必要。共働きの親が多いからこそ、つい、学校にいろいろと任せがちではないかと思われる。ただ、いきなり10日間にまで縮めたのは、いかがなものかとも思う。1ヶ月から急に10日間になれば、それは反対も出るというもの。しかし、それだけ、先生方が切羽詰まっているとも取れるため。
- 効率化を考えると仕方ないが、夏休みしかできない経験をさせてあげたい気持ちも分かる。
アンケートの結果、夏休みの大幅な短縮について、”賛成”が18.5%、”反対”が46.4%、”どちらともいえない”が35.1%と半数近くの”反対”という意見があがりました。反対意見では、夏休みでしか体験できないことがある、子どもたちの意見も尊重すべきといった声が特に多く見られました。
今回の吉田町の取り組みでどのような効果を得ることができたのか、継続して見ていきたいですが、この取り組みを働きながら支える親御さんたちの負担がどのように変化したのかも気になるところです。
番外編:アイエスエフネットの夏休みの実情!
今年、初めての試みとして夏休みの計画についての意識調査を実施しました。
実際に、アイエスエフネットでは夏休みが取得しやすい環境なのでしょうか??
夏休みの取りやすさについて調査したところ、「とりやすい」「比較的とりやすい」と答えた方が41%、「どちらともいえない」が30.5%、そして「とりづらい」と答えた方が28.5%でした。
「上長の理解がある」「部内・常駐先で取りやすい環境である」という回答が多かったのに対し、「業務分担ができていない」や「あえて長期の休みを取ろうとは思わない」などといった意見も上がりました。
アイエスエフネットは、皆さまの毎日を支えるITインフラ企業ですので、基本的には夏季休暇を設けてはなく、チームで調整しあってお休みを取っていただいたり、年次有給休暇取得奨励のため常駐されている企業の夏休みに合わせてお休みを取得していただくなどを推奨しています。
皆さまの生活やビジネスを支えるというITインフラ事業柄、全体で一斉に休むことは難しいですが、より業務分担などに取り組むことで、オフシーズンで長期休暇が取れるなどのメリットもあるかもしれませんね。子育て世代だけでなく、社員の多様性を活かし、より一層働きやすい環境づくりを目指していければと思います。
吉田町の取り組み同様、さまざまな方の理解を得て、お互いを理解し、サポートしていくことが大切ではないでしょうか。