外国籍人材活躍の秘訣
こんにちは。ブログ更新担当のイリサワです。
アイエスエフネットには現在、19カ国から201名(2018年3月1日現在)の外国籍社員が活躍しています。今回は外国籍のエンジニアの活躍について紹介したいと思います。
母国を離れ、日本で働く社員の慰労を兼ねて、3月に外国籍社員の懇親会が開催されたので、参加者にお話を聞いてみました。
バイリンガル人財はどんなお仕事をしているのか?
まずは、外国籍のメンバーがどんなプロジェクトを担当しているかを聞いてみました。
外国籍メンバーの担当者いわく傾向としては、バイリンガルな面が生かせるプロジェクトに参画しているケースが多いそうです。例えば、外資系企業で本国の情報システム部と英語でメールや電話などのやりとりをするプロジェクトでは、インド出身などの英語を使えるメンバーが重宝されています。
また、中国出身の方は漢字に馴染みがあったり、韓国出身の方であれば、韓国語と文法が似ているので、日本語の習得が早く、日本語しか使わないプロジェクトで活躍しているケースも多いそうです。中には、IT業界での経験や知識に加え、日本語力も生かし、ヘルプデスクでコール対応をしている方もいます。
とは言え、日本で働き、生活する以上、日本語力は必須要件となります。アイエスエフネットでは、入社の条件として、日本語能力試験2級レベル以上(同等レベルでもOK!)が必要となってきます。日本語の習得のタイミングもさまざまで、母国で日本語を勉強してきた方や日本の学校で勉強した方など、いろいろなケースがあるそうです。実際に外国籍の社員と話したりメールのやりとりをしてみると、本当に日本語の上手な方が多く、私も入社当時はビックリしたことを覚えています。
働きやすい環境づくりのためのサポート
日本で働く上では、文化や習慣の違いなど、苦労されることも多いそうです。そのため、アイエスエフネットでは、ダイバーシティ部内に外国籍社員専用の相談窓口を設置しています。
これは、在留資格の取得や変更のサポートをはじめ、文化や習慣の違い、社内のルールがわかりにくいなど、どんな些細なことでも、関連部署や会社と連携し対応してくれる窓口です。実際に、”母国にいる家族を日本に連れて来たい”などの相談もあるそうです。
また、教育部門には、日本語講師が2名在籍しており、定期的な日本語研修を実施しています。外国籍社員が在籍する会社が増えたとはいえ、日本語講師が在籍する会社はまだまだ少ないそうです。
その他、個別の相談に答える形で、その国の食材が買えるお店を教えたり、出身の同じ先輩社員を紹介したりするなど、日本での生活や仕事にスムーズに馴染めるようなサポートもしています。
そして、さまざまな国籍の社員が集まると文化や習慣の違いもさまざまです。アイエスエフネットが大切にしている10ある哲学の中で「変わらないものを大切に」というものがあります。国籍などに関係なく、根本にある“変わらない想い”があると考えていて、例えば、家族を大切にするという想いは万国共通です。この変わらない想いを軸に、それぞれの価値観を尊重し、多様性を受け入れることが文化として根付いているため、日本人を含め、多くの国の人財が活躍できているのだと思います。
さらにバイリンガル人材のニーズは高まる
アイエスエフネットでは、バイリンガルエンジニアのニーズは今後、より高まってくると想定しています。グローバル社会の中、お客さま企業でも、日本国内だけでなく、海外とのお仕事が増えてくると思われます。そんな時に必要とされる人財が在籍していることは、大きなアドバンテージになりますし、お客さま企業と一緒に成長できるチャンスと考えています。
今回開催した懇親会でも、代表の渡邉が参加し、昇給制度の話や「グローバル展開には外国籍人財が必要である」と話されていました。また「スキルを上げることで収入も安定し、それが家族の幸せにつながる。家族のためにも一緒に頑張ろう!」というメッセージも伝えさせていただきました。
▲代表の渡邉も参加して和やかな雰囲気で開催された懇親会
現在も外国籍のエンジニアを募集していますが、たとえIT業界未経験であっても、「IT業界で働きたい」、「勉強して資格をとる」など成長意欲があれば日本人エンジニアと同じ基準で採用しています。数年後にリーダーになれるバイタリティ溢れる人財と一緒に働きたいと考えています。
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