推奨休暇ってなに?有給休暇の取りやすい会社とは?
9月になり少し過ごしやすくなりましたが、今年の夏はうだるような暑さが続き、子どもが体調を崩したりとお休みを取ることが多くなってしまいました。
子の看護休暇という制度を活用し、何日かお休みをいただいていたのですが…
特別休暇、有給と無給があるぞ
「子の看護休暇」っていうのがあるんですけど、何で有給と無給があるんですか?無給の休暇を使う意味ってなんだろ?と思い、目の前の上司に聞いてみました。
「…欠勤扱いにならないようにです。」
「無給で休むのと、欠勤で休むのは何が違うんですか?手取りが減るのに変わりはないですよね?」
「欠勤が年間の勤務日の2割を超えると、翌年有給が付与されませんよ。」
「!?!?!?!」
「…永田さん、社会人何年目ですか?」
というわけで、休暇について調べてみた
とりあえず調べて分かったことは、年間の全労働日の8割以上出勤することが有給休暇が発生する条件で、「欠勤」が多いと翌年有給がもらえないという悲劇が起きてしまうということ。
未就園児の子供が3人いる私には死活問題。
子どもの病気などで想定外の休みがある中、どうしたら欠勤にならないか、就業規則をよーく見直してみました。
年次有給休暇(初年度10日)、結婚休暇、配偶者出産休暇、忌引休暇、育児休暇、看護休暇、子の行事休暇、子の看護休暇、セルフケア休暇、裁判員特別休暇、ドナー休暇、赴任休暇、私傷病休暇….
(※無給のものを含まれます。)
このような休暇のほかに、「推奨休暇」というのもあります。
●バースデー休暇:ご自分の誕生日
●アニバーサリー休暇:ご家族の誕生日、大切な人の誕生日、結婚記念日、アイエスエフネットに入社した日、など
●ボランティア休暇:ボランティアや地域活動に参加する日
結構あるぞ?しかも、子の看護休暇に関しては、小学校を卒業するまでの子どもがいる社員は、有給で5日間、無給のもので年間上限で20日間もある。そして、有給休暇がなくなった場合に自分が病気になっても傷病休暇が有給で5日あるし…大丈夫そうかな。
あれ?推奨休暇ってなんだ?
「イリサワさん、推奨休暇って有給以外にある休暇ですか?」
「… 違いますよ。有給をとりやすいように、誕生日とか、うちの場合はボランティアする日とかは、是非有給使ってくださいね!っていう意味です。」
「ごめんなさい、よくわからないです…」
「…そもそも、有給って使わない人もいるんです。仕事が好きとかもあるでしょうし。気がついたら、休み取ってなかった!って人だっているんです。
でも、会社全体で有給を使ってもらって適度に休んでいただくことも大切ですし、使いたい人が使いにくく感じてしまうかもしれないので、誰もが取りやすいようにするための取り組みなんです。」
有給を取りやすくする取り組み!?
私は子どもが小さいので休むことも多く、同僚には申し訳ないなと思うことは多々あるのですが、休みやすい環境というのは、人事部やダイバーシティ部の皆さんがさまざまな取り組みを通して、作り上げてくださったんですね 。
また、厚生労働省まで「仕事休もっか計画」として打ち出し、皆さんに定期的に休むことを推奨しています。2019年の4月からは、年間10日以上有給が付与された場合、毎年「必ず」5日有給をとらなければいけなくなるそうです。
人事部 渡部さん
「アイエスエフネットの2017年の平均有休取得率は75.7%です。しかし、参画する案件や業務によっては有給の取りやすさも変わってしまうという声もあるのも事実です。来年に向けて誰もが遠慮することなく休める環境を現場と連携して推奨して行きたいと思っています。」
では、私も協力しなければ。
「今度の誕生日、休みます!」
誕生日だと思ってたら、結婚記念日だった
というわけで、主人に「誕生日だから有給とって。君の会社の有給取得率アップにもつながるよ。」と有給を(無理やり)取ってもらい、誕生日を祝わせました。
▲平日なのでどこも空いてて、おいしいご飯とおいしいお酒をゆっくりいただくことができました。
共働きで子供が3人ともなると、お互いゆっくり会話する時間が少なくなってることに気がつくよい機会になりました。そして、同日が入籍日だったことを二人とも覚えてなかったことに驚きました。