これからのグローバル人財の育成
多くのマルチリンガルエンジニアが在籍しているアイエスエフネットでは、日本進出を検討しているグローバル企業のITインフラ展開のサポートを行っています。
私たちの大きな強みは、マルチリンガルエンジニアの存在だけではなく、海外にある支社と連携したアジア展開のサポートです。
エンジニアの人材不足が問題となっている昨今、私たちは創業当初より取り組んできた「人財の育成」により一層力を入れています。
マルチリンガルエンジニアの育成
今年の8月には、韓国の永進(ヨンジン)専門大学(以下、永進大学)で行われているアイエスエフネット向けのオーダーメイドクラスを受講している一期生の皆さんを研修にお招きし、日本語や日本のビジネスマナーの強化カリキュラムを実施しました。
一期生となるメンバーの中から、入社が内定しているユンさん(女性)とイさん(男性)にお話を伺いました。
エンジニアになりたいと思ったきっかけは?
ユンさん:私は、学校を卒業した後すぐに、畜産農業の組合に入社しました。金融関係の業務もある会社なので日本でいう農協のような形です。畜産農業の管理業務から、金融関連の業務を担当しました。
しかし、勤めてる間に自分に合わないと思うようになり「自分が本当にやりたいことは何なのか」考えることが多くなりました。いろいろと模索していくなかで商業高校時代にコンピューターや情報という分野の勉強が楽しかったことを思い出し、改めて勉強をし直したいと考え、永進大学への進学を決めました。
イさん:私は小さい頃からコンピューターに興味があり、卒業後は携帯電話の販売をする会社で修理業務をメインとした仕事に就いていました。しかし、同じ業務を50才まで続けられるのか?という不安もあり、学び直しをするため永進大学に進学しました。
なぜ、日本企業に?
イさん:小さい頃から日本に住みたいと思っていました。高校卒業後にバックパッカーでアジアを旅した際に、日本に旅行に来てより一層日本に住みたいという思いが強くなりました。
ユンさん:私も日本語を学び始める前に、日本に遊びに来たことがありました。その頃から日本に興味を持っていました。日本語を勉強し始めると、とても楽しく永進大学のオーダーメイドクラスを受講してからは、たくさん努力して日本語を勉強しました。初めて日本に来た時、日本語はほとんどわからなかったのですが、今回は看板の字が読めたり、買い物するときも何を買っているのかわかるので、とても楽しいです。
アイエスエフネットの印象は?
ユンさん:オフィスがとても綺麗で、業務に真剣に取り組む社員の皆さんが印象的でした。
韓国ではIT企業というと大きな財閥系の会社が多く「アイエスエフネット」と聞いて、どのような会社か最初はわかりませんでした。ウェブサイトをみたりいろいろ調べましたが、エンジニアがどのような業務を行っているか、韓国にいるときは正直ぼんやりしていました。
今回来日して、日本語研修やビジネスマナー研修を行いながら実際の業務のイメージが湧いてきました。また、研修に参加してくださる社員の方とお話できたのも参考になりました。
イさん:年齢に関係なく、皆さん仲が良いなと思いました。今回、日本語を熱心に教えてくださった教育部の成川さんには本当に感謝しています。
まとめ
日本語研修を受講したお二人は、丁寧な日本語でインタビューを受けてくださいました。就職経験があるお二人だからこそ、学ぶことの大切さを理解しているように感じました。
2019年に入社する、お二人を含めた20名ほどの永進大学の卒業生は、CCNAをはじめとしたIT系の資格や、日本語検定などを取得しています。新入社員研修後のエンジニアとして活躍している姿は、また改めて先輩社員として紹介したいと思います!