中規模クラウドファイルサーバー「Morro CloudNAS」提供開始
株式会社アイエスエフネット
2020年12月22日
低遅延、大容量のクラウドファイルサーバー
ITインフラのソリューション構築を中心に、クラウドソリューションや、ネットワークシステムの構築・保守・運用におけるサービスを提供する株式会社アイエスエフネット(本社:東京都港区、代表取締役:渡邉幸義、社員数:2,313名)は、中規模企業向け特化のソリューション「Morro CloudNAS」構築サービスを提供開始することをお知らせいたします。
◆「Morro CloudNAS」について
Morro CloudNASは、低遅延でのファイルアクセスとクラウドによる強力なデータ保護と拡張性を併せ持ち、グローバルファイルシステムやマルチプロトコルでのファイルアクセス機能を提供する中規模クラウドファイルサーバーソリューションです。
Morroは、主に以下3つのコンポーネントによって構成されます。
- CacheDrive
企業のデータセンターやオフィス、もしくはAWS/Azure上に設置するNASアプライアンス兼クラウドストレージゲートウェイ。クライアントに対しSMB(CIFS)インターフェースを提供し、データキャッシュ、暗号化、クラウドとの通信機能を有します。提供形態は物理アプライアンスと仮想アプライアンスの2通り。 - Morro CloudNAS
CacheDriveの展開や管理、ユーザー管理、データ保護、アクセスログなどNASの運用に必要な機能をSaaSとして提供します。Active Directory、Azure ADとの連携に加え、独自のMorro User Modeによるユーザー管理が可能です。 - クラウドストレージ
Morroは最終的なデータの保存先としてクラウドストレージを使用します。
Morroに接続可能なクラウドストレージは次の通り。- Amazon Simple Storage Service(S3)
- Azure ブロックBlob
- IIJオブジェクトストレージサービス
- wasabi
- Backblaze B2 Cloud Storage
◆Morro CloudNASの3つの導入メリット
- オンプレミスのファイルサーバーと同等の低遅延でのアクセス性能に加え、クラウドストレージによる強力なデータ保護とほぼ無限のストレージ拡張を実現。
- 社内ではファイルサーバー、社外からはオンラインストレージとして利用できるマルチプロトコルでのファイルアクセスが可能。社外パートナーへのファイル転送機能も装備しています。
- グローバルファイルシステムによって離れた拠点間でのSMB(CIFS)によるリアルタイムでのファイル共有と、拠点に分散したファイルサーバー統合を実現します。
◆「Morro CloudNAS」サービス提供の背景
アイエスエフネットでは、企業のIT課題の解決を行っており、有効な手段を常に模索しております。
今回のMorro CloudNASの類似するITシステムは、これまで大規模企業向けソリューションが一般的でした。中小企業向けのソリューションとしてコストと活用のしやすさにより、日本国内にて展開することとなりました。セミナーを開催する等、今後さらなる情報提供を予定しております。
◆本件に関する当社のお問い合わせ窓口
株式会社アイエスエフネット
営業部 Morro CloudNAS担当
TEL:03-5786-2301
アイエスエフネットお問い合わせフォーム
◆株式会社アイエスエフネット概要
代表:渡邉 幸義
住所:東京都港区赤坂7-1-16 オーク赤坂ビル 3階
設立:2000年1月12日
アイエスエフネットは、約2,000名のクラウド、サーバー、ネットワークセキュリティなどのITインフラエンジニアが在籍し、お客さまの導入する情報通信システムに対するニーズに合わせ、幅広いソリューションを展開するITインフラ企業です。日本全国19カ所の拠点に加え、中国、韓国、インドにも拠点を展開(2020年1月1日時点)。
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