社員インタビュー
障がい者エンジニア(FDM)
ABOUT
障がいをお持ちのエンジニア(FDM)とは
ITのスキルを活かし、障がいをお持ちの方の就労支援事業の展開など、ESG強化に取り組んでいます。雇用の創造として「ダイバーイン雇用(多種多様な人が互いの考え方の違いや個性を受け入れながら、ともに成長していく取り組み)」を行い、社会貢献に取り組んでいます。弊社では、障がいをお持ちの方を「未来の夢を実現するメンバー」として、FDM(Future Dream Member)と呼んでいます。
- RPA( Robotic Process Automation) 人に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する業務
- Webコーダー:文章構造の設計、コーディング作業( Webブラウザ上で表示できるようにする仕事)、デバッグ・修正
- インフラエンジニア
- その他、関連するエンジニア業務
Hiro
- 入社
- 2020年
- 前職
- システムエンジニアとして様々なプロジェクトに携わる。
- 担当
- RPAロボット開発、チームメンバーの環境構築・技術力向上
- 病状
- 脳出血による後遺症
- 特技
- 動画制作
- 趣味
- E-Bikeに乗る(リバビリのため)、焚き火
Yukio
- 入社
- 2006年
- 前職
- OracleDBを活用した動的サイト作成
- 担当
- WEBサイトのコーディング、WEB関連業務
- 特技
- 直接コードを書くこと
- 病状
- ペルテス病、変形性股関節症
- 趣味
- ゴスペル(地元のクワイアに所属)
どんな仕事を担当してますか?
(Hiro)今やっている仕事は、RPA部署のRPAの仕事をやっています。
RPA=ロボティック・プロセス・オートメーションで、ハードウェアで動くロボットではなく、ソフトウェアで動くものもロボットと呼んでいて、コンピューターを使って人手作業でやっていますが、それが非常に手間だったり毎回同じことを繰り返す業務であれば、RPA化して楽に仕事をするというものを開発しています。
(Yukio)入社当初はエンジニアとしてお客さま先に出向していましたが、歩くのが困難なことから在宅勤務を勧められ広報としてブログやリリースの対応を主に行っていました。
その後、Webページ作成の経験があることから制作部署に異動することとなり、25年ぶりにコーディングを担当しました。
現在はグループ会社を含め、Web全般を担当しており、また後任育成のため定期的にコーディング講習も行っています。
エンジニア業務のやりがいは?
今まで使われていたロボットがほかにもありますので、それを安定化させたりとか効率・機能アップしたりすることにやりがいを感じています。
私の在籍している部署にはデザイナーがいたり動画を編集する方がいたり、私のようなコーダーがいたり、とてもクリエイティブで毎日刺激的で楽しく働けています。
アイエスエフネットで働くことの魅力は?
代表の言葉で「仕事のために人を雇うのではなく、人を雇うために仕事を創る」とのことで、一人ひとりの事情に合わせて働く環境を創造すること、そしてその環境を支える従業員一人ひとりの人間性がアイエスエフネットの一番の魅力だと感じます。
私は足の障がいから在宅勤務をしていますが、自分から在宅勤務を願い出た訳ではなく、勤怠や健康状態を見ていた役員が私一人のために在宅勤務の環境を創って下さり、実現しました。
コロナ禍の今でこそ珍しくありませんが、10年以上前の当時では珍しく、アイエスエフネットでも完全在宅は私一人しかいませんでした。
そして私が在宅勤務を始める事情などを本社の朝礼でお話ししてくださり、朝礼に参加していた社員から何十通もの応援のメールが届き、今でも私の力の源となっています。
今後、どういうキャリアを積んでいきたいか?
コーディングは言語学習ですので簡単に覚えられるものではなく、長い時間をかけて経験の中から自分で学習していくものですので、後任育成を急がなければと感じています。
個人的には、php・java・sql・DBなど様々な知識を身に付けWebサイトを自由な発想で作成出来るようになりたいと考えています。また作成して終わりではなく有効活用し次に繋げられるよう、Web解析やコンサルティングなどWebに関わることをトータルして対応できるようになりたいと考えています。
RPAを担当していますが、いろいろなメンバーが増えてきておりますので、アイエスエフネットに頼めば大丈夫と思われるような、RPMのスペシャリスト集団を作っていきたいと思っています。
各メンバーにも気持ちよく、楽しく働ける環境を作りたいと思っています。
応募を検討中の方へのメッセージ
障がいがあると雇ってもらえないこともあり、障がいを隠していた時期もありますが、一見、障がい者とは分かりづらいため“サボっている”と思われ、辛い思いをしたこともありました。
自分に合わない業務でも“仕事があるだけまし”と我慢していたこともありました。
アイエスエフネットでは我慢せず、楽しく、やりがいをもって仕事が出来ています。
誰しも辛いことや苦しいことがあると思いますが “辛いこと=不幸” ではなく、その全てが今の自分に繋がっていると考えています。
アイエスエフネットで働けていること、家族や仲間がいることなど、とても幸せだと感じています。
今までの辛いことや苦しいことがあったからこそ、今ここに自分がいるのだと考えると、その辛いことも苦しいことも“幸せの一部”だと私は思います。
今は苦しくても、幸せだと感じる日がきっと来ます。どうか我慢せず、諦めず、幸せを追い求めてください。
インタビュー動画
障がい者エンジニア(FDM)