LGBTQIAに関する取り組み
アイエスエフネットグループでは、雇用と職業における一切の差別を禁止し、その多様性を尊重しています。そして、ダイバーイン雇用(※1)を掲げ、誰もが安心して働ける環境の創造に取り組んでいます。
管理職向け、新入社員むけの講習会の実施や福利厚生などの制度の見直し、ダイバーイン雇用委員会(※2)の設置など、各種取り組みの充実を図っています。
※1 ダイバーイン雇用:さまざまな理由で就労が難しい方に対して、安心して働ける環境を創造し提供する取り組みのことです。ダイバーインとは、ダイバーシティとインクルージョンを掛け合わせた造語で、あらゆる人に、多様な雇用で「働く喜び」や「生きがい」を感じてもらうことを目指しています。詳しくはこちらをご覧ください。
※2 ダイバーイン雇用委員会:さまざまな理由により就労に困難を抱える方に対して、当社の大義一つである雇用創造や、ESG/SDGsの実現を目指すための委員会です。対象者に向けた新たな環境・仕組みを作り、さまざまな事情で就労に課題を抱える方々をはじめ、すべての方にとって安心・安全な就労環境を築く(実現させる)活動を行っています。
■ レインボーカラーのロゴ制作
■ ロゴ制作の背景
アイエスエフネットでは、E&E(Employment & Environment)を大義に掲げており、さまざまな事情で就労が難しい方の平等な雇用を表明しています。これらの背景には、安心して自分らしく働くことができる環境により、1人ひとりの「働く喜び」や「生きがい」を見出し、人生を豊かにするという信念があります。アイエスエフネットでは、マイノリティや多様性を尊重し、より働きやすい就労環境への取り組みを加速することを表明するため、この度レインボ―カラーのロゴの制作に至りました。多様な個性をもつすべての方が、いきいきと活躍できる環境の創造に励んでまいります。
■ ロゴデザインについて
レインボーカラーのロゴは、アイエスエフネットのCIデザイン/アートディレクションを担う、斉藤暢子氏(NEUF DESIGN)が制作しました。このレインボーロゴには、個性豊かな社風をイメージしたグラデーションカラーを用い、未来に向けて一層積極的に活動を行っていくというアイエスエフネットの意思が上向きのカットされた部分に表現されています。
■ 就労環境や制度拡充に対する主な取り組み
- 結婚等によって姓が変わった場合、または特段の事情がある場合は、希望すればワーキングネームを使用できる。
- 健康診断(婦人科検診)においては、まだ戸籍が変わらず、男性でも本人の希望があれば、婦人科検診(乳がん検診など)を受診出来るように手配をした実績がある。
- 当社の方針として、性別を採用の基準として重要視していない。そのため、エントリーシートでは性別を記載する項目は設けていない。
- トランスジェンダーの方が、心の性別のトイレを利用することを共通認識とし、上長や相談窓口(ウィメンズカウンシル)への申し出があれば、全体へのカミングアウトをしなくても心に合ったトイレの使用を認めている。また、(もしもの場合)他社員から、異議があった場合に備えて相談窓口を設けている。
- 管理職向けに年に1度、ダイバーイン推進課が主体となり、講習会を実施している。また、アライ(※3)の表明をできる仕組み化の検討なども進めている。
- ダイバーイン雇用委員会を設置し、ダイバーイン雇用の実現に向けて取り組んでいる。同委員会を通じ、対象者に向けた新たな環境・仕組みを作りあげ、就労困難の方々や周囲の方々へ安心・安全な就労環境を築く(実現させる)活動を行っている。
- 当社で働くさまざまな立場の方の声を拾い集めたブランディングムービーの制作を通して、アイエスエフネットが創業当初から続けてきた、多様な雇用機会の創出について、その取り組みを紹介している。
URL:https://youtu.be/PQaZjW8rsZM - 管理職社員に向けた専用サイトへLGBTQの方からカミングアウトを受けた際の対応など、職場における環境づくりに関する動画を掲載し、管理職の社員がいつでも確認して、正しい対応を学ぶことができるようにしている。
- D&I(※4)に関するアンケートを全社員を対象に実施し、D&Iの浸透を数値化している。
- パートナーシップに関する福利厚生の制度を整備している
- 結婚祝い金の支給の対象者拡充(2022年1月開始)
- 結婚休暇の対象者拡充(2022年4月開始)
※3 アライ(ally)とは「味方」を意味する単語で、そこから転じて「LGBTQを理解・支援する人」を指します。
※4 ダイバーシティ&インクルージョン
■ イベント参加・企画
■ 名古屋レインボープライドに協賛
「名古屋レインボープライド」は、性的指向および性自認(SOGI=Sexual Orientation,Gender Identity)にかかわらず、すべての人が、より自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現をめざしています。
今回の協賛に向けて、アイエスエフネットのレインボーカラーロゴを使用したTシャツと横断幕を制作しました。加えて、「名古屋レインボープライド 2022」のパレード参加に向けて2022年4月にNPO法人ASTA(アスタ)が主催するセクシャルマイノリティに関する知識を学ぶイベント「LGBTQ + 出張授業」を実施し、LGBTQIAに対する理解と支援を行ってきました。
▽詳細はこちら
https://www.isfnet.co.jp/news_release/newslist2022/20220513-01.html
■ 「名古屋レインボープライド 2022」
のパレード参加
2022年5月16日、「名古屋レインボープライド 2022」のパレードに従業員や従業員のご家族など有志約15人が参加いたしました。
当日は快晴の天気に恵まれ、事前に準備した当社のオリジナルTシャツを着用し横断幕を掲げながら、他の参加者とともに、オアシス21の周辺を練り歩きました。
今後もアイエスエフネットグループでは、すべての方がいきいきと働ける職場をグループ一体となって取り組み、誰もが自分らしく生きられる社会づくりへ貢献してまいります。
▽参加レポートはこちら
https://www.isfnet.co.jp/isfnet_blog/index.php/2022/07/07/2146/
■ ダイバーインweekの開催
人権週間(2022年12月4日~2022年12月10日)にあわせ、ダイバーシティ&インクルージョンについて考える「ダイバーインweek」を開催いたしました。
〇ダイバーインweekとは
「ダイバーインweek」は、アイエスエフネットの社内イベントです。
1949年に法務省と全国人権擁護委員連合会が定めた「人権週間」にあわせて、アイエスエフネットの全拠点の社員に向けて、人権尊重に関するイベントやコンテンツの配信し、ダイバーイン雇用と人権尊重についてあらためて考える機会づくりや啓蒙活動に取り組みました。これにより、アイエスエフネットの全従業員のダイバーシティ&インクルージョンへの理解を促進させ、対話を通じて新たな価値創造につなげます。
なお、「ダイバーイン」とは、ダイバーシティとインクルージョンを掛け合わせたアイエスエフネットの造語です。アイエスエフネットは、創業当初より「ダイバーイン雇用」を謳い、さまざまな事情で就労が難しい方に対して、安心して働ける雇用の創造と提供に取り組んでいます。
また、期間中には当社代表の渡邉よりトップメッセージを発信し、従業員へ会社の意思とイベント開催の目的を共有いたしました。
〇トップメッセージ
2022年度より、人権週間にあわせて、ダイバーシティ&インクルージョンについて知り、考える「ダイバーインweek」を開催します。期間中は、全従業員の皆さまに向けて人権尊重に関するイベントやコンテンツの配信を行ってまいります。
アイエスエフネットではダイバーイン雇用に取り組み、さまざまな方、多様な方が幅広い分野で活躍しています。この多様性は、私たちの社会に価値(バリュー)をもたらす基盤、原動力です。
性別・年齢・国籍・障がいの有無などに関わらず、平等な雇用機会の提供をしていくことを10のビジョン(※5)にもかかげ、すべての方に尊厳と経緯をもって接することを大切にしています。
この「ダイバーインweek」を通じ、社員の皆さん一人ひとりが、多様性についてさらに深く学び、考え、より良いアイエスエフネットをつくるための具体的な行動へとつなげる契機になればと期待しています。
※5 従業員の意見をもとに企業文化の指針とミッションをすり合わせ、目指すべき姿として明文化したものが、この「10のビジョン」です。従業員がワクワクする、そして、求められている近い未来の達成すべき目標を、社員と共有するためのものです。
▽期間中の主な活動は、以下をご覧ください。
https://www.isfnet.co.jp/news_release/newslist2022/20221130.html
■ LGBTQIAに関する外部評価
PRIDE指標
- 【2018年~2019年】「シルバー」受賞
- 【2020年~2022年】最高評価の「ゴールド」受賞
D&I AWARD
- 【2021年~2022年】最高評価の「ベストワークプレイス」認定を獲得
「Business for Marriage Equality」賛同
- 【登録年月日】2022年2月7日
「ビジネスのための
LGBT平等サポート宣言」賛同
- 【登録年月日】2022年6月13日